「DIALOG IN THE DARK」というものに行ってきました。
これは「視覚に頼りすぎているがゆえに見逃しがちな感覚を 取り戻す体験。光がまったく差し込まない日常生活を再現した 空間を、耳をすまし、指先で触れて感じていくうちに、 気付かなかった新しい世界に出会います。」なのです。 そこでは、視覚障害の方が持ち歩いている白杖を持ち 視覚障害の方が中を案内してくれます。 私も新しい世界に出会いたかったし、 視覚障害の方がどんな気持ちで街を歩いているのだろうと 是非体験してみたかったのです。 結果・・・体験すら出来ませんでした・・・ 暗闇の中に入って一分もしないうちに 「・・・すみません、私無理みたいです・・・」 心臓バクバクで半泣きでした。 実は私、暗所・閉所が苦手なんです。 じゃー最初から行くなよって話ですが・・・ 子供の頃の他愛無い小さな出来事がトラウマになっています。 でも、そこまで重症ではないと思っていました。 そして考えてみました。 どうやら私、「閉じ込められる感」がダメみたい。 だから自らの意思で暗くしたり、狭いトコに入るのは平気。 でも、いつその状況から脱することが出来るかわからなくなるとダメ。 なので、今回も暗闇のスペースを歩くのではなく、 目隠しして道を歩くなら平気だったと思います。 目隠しならいつでも取れますから。 あとね、例えば布団に自ら潜り込むのは平気。 でも、誰かが冗談でも布団の上に覆いかぶさるとパニック。 そうなの、そんな些細なことでもダメなのです。 暗所じゃないけど、満員電車が通常に動いているときは平気。 でも、何かのトラブルで満員電車が途中で止まるとパニック。 暗所・閉所ではいつでもそこから抜け出せるという安心感が 私には必要みたいです。 そういや、高校生の頃はデパートが苦手だった。 「窓がない、外が見えない」っていうのがダメだったみたい。 今はそんなことないけどね。 あと東京に出てきた頃は、地下鉄も苦手だった。 これも「外が見えない」ってのが嫌だったのだと思う。 今は慣れたけどね。 慣れることが出来るならそれは恐怖症にはならないんだろうけど。 友達に閉所恐怖症や尖端恐怖症の子がいます。 症状はそれぞれだけど、周りにはわからない恐怖が あるわけです。 なので、あまりいじめないでね(笑)
by pinkong
| 2005-11-23 19:53
| おでかけ
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